錦鯉時々金魚のちメダカ

日本淡水魚の錦鯉、金魚、メダカの魅力、飼い方

冬の飼い方

鯉や金魚とか水棲ペットで悩むのが冬になると思います。
冬をいかに無事、元気に過ごして貰うかで春から楽しめるか変わってきます!
選択肢は色々あります!
※あくまで私個人が実践して成功している話になります!
※金魚の冬の飼い方も全く同じですので参考にしてください!

1、冬眠させる

鯉や金魚はいくら寒さに強いと言っても、水の温度に体温を合わせる変温動物の為、12℃未満では身体の機能がかなり落ちます( 'ω')
なので、18℃以下になったら消化のいい餌に変えてあげます!

(例)キョーリンひかり胚芽や咲ひかり低水温用、ニチドウ冬富士等

それで水温が下がるのと合わせながら餌の量を徐々に少なくしていきます。
12℃未満になると餌をスッパりあげなくなる方が安全だと思います!
12℃位ですとまだまだ鯉は騒ぎますが心を鬼にして食べさせない方が春に具合が悪くなるのが少なくなります!
餌切りを失敗すると消化出来ないで内臓を悪くしてしまい冬は耐えているのか何故か春になってからポトポトと死んでしまいます( ̄▽ ̄;)

※春の暖かくなっていく時に死んでいくって言う人の大半は冬の餌切りが失敗してる事が多いです!

冬眠が終わり春が来たら(水温が12℃を超えたら)イキナリ餌をいつもどおりあげるのではなく、冬に餌を切ってるので内臓が活発には動いていない状態ですので最初の1週間は消化のいい餌(ひかり胚芽等)を飼育水でふやかしてあげます。
まずは、1日目は何尾飼っていようとも1粒だけあげます( 'ω')ノ
食べれない鯉もいますが気にしないようにして下さい。餌の匂いを嗅がせるだけでも鯉の内臓が少しづつ動き出します!
2日目は2粒、3日目は4粒と倍々と徐々に増やしていき2週間かけてゆっくりと鯉の内臓を動かしてから普通に餌をあげるようにすると春からも元気に飼えます( 'ω')ノ

2、ヒーターまたはボイラーで温度をあげる

こちらは冬眠と違い、一年中餌をあげる事が出来て楽しむ事が出来ます!
まぁ私の場合は北国の為、ランニングコストは結構かかりますが…

水温は皆様にお任せしますが上げたとしても23℃位でいいと思います( 'ω')ノ

餌をただあげて楽しむなら13℃以上、安全なら15℃以上、色やツヤを綺麗にするなら18℃以上、大きくするなら23℃位だと思います( 'ω')ノ

18℃未満の場合は消化のいい餌を食べさせて毎日の餌やりを楽しむ感じにして下さい!
品評会などで活躍する為には品評会の約1ヶ月~1ヶ月半前までは色揚げが必須になりますので18℃以上で色やツヤを落とさないように飼います!

※ただし、冬の間は日照不足により色やツヤが落ちやすいので大きくする場合はよほどうまくやらないと色とツヤを落とす事になるので注意が必要です!
鑑賞魚と太陽光の関係

ここからは裏話(笑)

私個人はヒーターやボイラーを使っている池や水槽はありますが( 'ω')ノ
全部はさすがに温度を上げられないので温度を下がる池や水槽があります、何年か実験してみたのですが水温が8℃位までは餌をあげても内臓を壊さない事が分かりました( 'ω')
まぁ自然界の野鯉は冬でも食べると調べていたので(笑)
なので私のとこは地下水が13℃あるのとビニールで蓋をする為、真冬でも8℃までしか下がらないので餌を切らずに少量ですがあげています!

※ただし注意事項が4つあります!
1、餌は絶対にキョーリンのひかり胚芽!
(ひかり胚芽は世界1の消化の良さだと思います)
2、毎日、糞をしてるか見る事!
(もし、糞しないようだったら内臓の動きが悪い証拠です)
3、1、2分で食べてしまう量の餌をあげる事!
(多いと内臓を壊す確率がアップします)
4、1度餌止めしたらその年の冬は冬眠させる事!
(内臓を動きが1回止まってしまうと寒いときだと再始動するのは大変で内臓を壊す確率高いです)

まぁあくまで私個人のやり方ですので、参考位で考えで下さい( 'ω')ノやる場合は自己責任でお願いします!
冬に全然楽しみがなくなるよりは餌をやる楽しみが少しでも伸びたらと思い書かせて頂きました!